放射線技師になるかどうか悩んでいる方は、
こちら↓をどうぞ♪
自分って放射線技師に向いてないのかなぁ・・
と、自分の適性について悩んでいる方へ。
この記事では
という内容についてお話していきます。
この記事を読めば、「自分は放射線技師に向いてない」と悩んでしまったらどうすればいいのかが分かるようになります。
プロフィール
検診施設で働く放射線技師。かつて総合病院に勤務するも職場環境が合わず、「5時ピタ定時」だけを目指すモチベ底辺のクソ技師として毎日を過ごす。その後メンタルを壊し、技師を辞めて医療に関係のない他職種へ転職。「自分が職場に何を求めるのか」を見つめ直し、検診施設で技師として復帰。今では月曜日がまったく憂鬱に感じないくらいポジティブに働く。
という方の誰もが前向きに自分の人生を歩めるように、実体験を交えたお役立ちコンテンツを発信中!
僕も「技師に向いてない」と悩んだことがありました・・
「放射線技師に向いてない」と思っても、意外と道は開けるので大丈夫!!
この記事を最後まで読んでみてください♪
こんな人は放射線技師はやめとけ・・・
(見出しで「やめとけ」なんて言葉を選んですいません。ブログ運営の都合上、ちょっと過激な単語を使ってます・・)
まずは、こんな人は放射線技師に向いてない”かも”という人の特徴を並べておきます。
もちろん、他にもいろいろ適正はあると思いますが、自分が医療の現場で放射線技師と働いてみて強く感じたことを優先して挙げてみます。
コミュニケーションが苦手
「コミュニケーションが苦手」というのは、基本的にどんな職種についても致命的です。
自分ひとりだけで完結する仕事というのは稀。(特に雇われて働くサラリーマンにとっては)
患者さんや医療スタッフとのコミュニケーションに苦手意識があると、毎日の仕事がとても辛く感じますよね・・
放射線技師は「医師の指示のもと」で仕事をするので、撮影の指示などを受けて、言われたことをモクモクとこなすという仕事スタイルもできなくはないです。
が、
から逃れることはほぼ不可能です。
看護師さんとペースを併せて進める検査も多いですよね。
ちなみに。
コミュニケーションが苦手でも、できるだけ看護師さんの機嫌はとれるように頑張りましょう(笑)
看護師さん同士のネットワークが強力で、自分に対しての良い評価も悪い評価も、あっという間に口コミで広められてしまいます。
もし悪い評価が先行してしまったら、初めて一緒に仕事をする看護師さんも
「どうせコイツは仕事ができない奴だ」
と悪いフィルターを通してしまい、自分のミスばかり注目されるようになってしまいます・・・
コミュニケーションが苦手で辛い場合は、あとで紹介する対処法を試してみてください。
パソコンが苦手
パソコンが苦手というのも、放射線技師にとっては結構な痛手だと思います。
(古い病院で、フィルム運用の場合はスルーしてください)
放射線技師は医療職で、医療現場でバタバタと動いているイメージがありますが・・
電子化が進んだ現代では、パソコンと一緒にバタバタと働きますよね。
などなど。思い返せば、大半の業務はパソコンを介して行います。
キーボード入力が遅いのも、なかなか作業効率が悪くなります・・
さらに、自分たちの仕事の成果であるX線写真などはデジタル画像。
こんな業務内容で、
どちらが優位かは言うまでもありません。
デジタル方面の知識に詳しくないと、デジタル特有の不具合に対処できなかったり・・
「自分はこのモダリティが得意」とか言う以前に、パソコンが得意かどうかで、仕事をするときの効率とか快適さ、自信が変わってきます。
放射線技師が仕事をする上での、土台となるパソコン作業が苦手な場合は、仕事のストレスが大きく感じるかもしれません・・
グロいのが苦手
医療職である放射線技師でありながら、グロいのが苦手というのも、なかなかの致命傷です。
放射線技師は画像を介して患者さんと向き合う感じなので、
グ、グロい・・
と感じる場面は、他の医療スタッフよりは比較的すくないかもしれません。
ですが、
などでは、グロテスクに感じることも多々あります。
実は、僕自身はこの「グロいのが苦手」というのが強くて、技師になってから苦労しました・・
初めての手術室での撮影で、倒れそうになった・・
ちょっと寄り道で、僕にとっての初めての手術室でのポータブルについてのお話。
もともとグロいのが苦手だという自覚はあったので、「開腹されている部分は絶対に見ないようにするぞ!!」と決めてました。
昔から、グロいのを見ると手の力が抜ける傾向にあったので、カセッテを落とすんじゃないかとビビッてたんです。
そして、いざ入室してみてビックリ!
室内に大きなモニターがあって、デカデカと開腹された部分が映し出されてたんです。
(くら~~)
っと、まさかの不意打ちに倒れそうになりましたが、初仕事の緊張感のおかげでカセッテはがっちりホールド。
落とさず、倒れず、なんとか無難にやり過ごすことに成功しました。(笑)
2回目からは、この反省を生かして、モニターも視界に入れないように、目を細めて視界を狭くしながら手術室でのポータブルをこなしていました・・
(かと言って、周囲の清潔に当たらないように警戒も)
自分の苦手な業務を担当するのは、本当にストレスが大きいですよね。
さっきの僕の話みたいに、グロいのが苦手で困っている方は、後で対処法を紹介しますので、検討してみてくださいね。
ちなみに、僕は「グロいのが苦手」に加えて「末期がん患者さんを見てメンタルがやられる」という、追加の苦手ポイントがありました・・
いろんな苦手要素はありましたが、実は、この「末期がん患者さんを見るのが辛い」という理由でKOされて、最初の病院を辞めました。
僕が病院でメンタルをやられてしまったのは、完全に「就職前の自己分析を怠ったから」です。
ちゃんと自分に適した業務内容・職場環境を考えていれば、きっと最初からベストな職場に出会えていたんだと思います。
放射線技師に向いてないと感じたら
放射線技師が向いてないと感じても、苦手な内容に応じて、打つ手はあります!
大丈夫です。苦手をフォローすればいいだけ!
工夫して苦手をできるだけフォロー
苦手意識を抱えたまま仕事を続けるのはよくありません。
辛いけど、まだ大丈夫・・
と無理をしてはいけません。
メンタルはじわじわとストレスで削られていきます。
できるだけ自分の苦手をフォローできるように、やれることはやってみましょう。
まず、自分の中にある苦手意識がどうしても払拭できず、精神的に追い込まれているなら、そのことを正直に上司に相談してみましょう。
よっぽどイヤな上司でない限りは、親身に相談に乗ってくれるはずです。
適材適所でスタッフを配置するのが管理職の仕事ですからね。
ただ、上司に時間をとってもらって、相談に乗ってもらうのは気が引けるかもしれません。
ですが、
相談に乗ってもらうため気が引けるストレス << 業務内容を変えてもらうことで軽減するストレス
になる可能性が高いです。
早めに相談すればするほど、ストレスを感じる日数を減らせます。
上司の都合に少し気を配りつつも、できるだけ早く相談に乗ってもらいましょう。
で、具体的な相談の内容ですが。
など。
上に書いた文章のままだと、言葉不足ですが・・
たとえば、グロいのが苦手な方の場合は、「グロいのを見たあと気分が悪くなり、仕事が手につかない」など、仕事に対する実害をちゃんと説明するようにしましょう。
ただ単に「苦手だから」という理由を通すだけだと、ワガママを言っているだけと思われてしまいます。
コミュニケーションが苦手な方の場合は、「他のスタッフとうまく連携がとれず、検査が滞ってしまう」など。
一人で検査を進められるモダリティは、病院ごとに違ってくると思います。
病棟ポータブル撮影は基本的に自分だけで進めることなります。
昔、「頑張りたいモダリティはポータブルです」と新人歓迎会で宣言した同僚がいました(笑)
理由を聞かれて「一人で仕事したいから」と堂々と発言し、上司が複雑そうな表情をしてましたね。
「自分たちとは仕事したくないのかぁ」と・・
こういう発言ができる人間は、なんやかんや誰とでも仕事できちゃいますよね。
少し脱線しましたが、あなたの施設ではどうでしょうか。他のスタッフとのやり取りが少ないモダリティを思い浮かべてみてください。
上司に相談して、そのモダリティの担当にしてもらえないか打診してみましょう。
そのモダリティが好きで、勉強もしてます!
と言えたら、より成功率が上がりそうです。
(勉強してないのに、嘘で言ったらダメですよ?w)
ちなみに、僕が昔に働いていた病院では、核医学検査がほとんど一人で仕事をできる部門でした。
装置が一台だけで、RI投与のときだけ看護師さんが来るスタイルだったので。
僕は他のスタッフとのコミュニケーションは、特に気にしていなかったので、むしろ「誰にも助けてもらえない」という一人体制の怖さを感じていましたが・・
こんな感じで、上司に相談し、うまく対応してもらえたら、自分の苦手をフォローして働くことができます。
対応してもらえなくても現状維持になるだけ!損はしないから相談してみて!
放射線技師として転職する選択
苦手意識を抱えたまま無理に仕事を続けて、メンタルがやられてしまうのは絶対に避けましょう。
鬱病になってしまったら大変です。
もし、
という状況なら、転職してしまう方がラクになれます。
の仕事に変えるだけで、一気に苦手意識から解放されるのではないでしょうか。
技師として、どうしても携わりたいモダリティがあるなら話は別ですが、こだわりがないなら、自分の苦手意識を感じなくて済む業務内容にすることがベストです。
ただ、
転職って、なんか怖いなぁ。
と感じる方も多いかと思います。
でも、転職って結局のところ、
- 履歴書を書く
- 面接(と試験)を受ける
- 新しい環境に慣れる
という作業を1通りするだけ。
この「履歴書・面接・環境の慣れ」という工程は、すでに1回経験してますよね?
だって今、あなたは病院で働いてるんですから。
初めての就職も、今からチャレンジする転職も、やることは同じです。
面接で聞かれる内容が、「学生時代に頑張ったこと」から「前職で頑張ったこと」に変わるだけ。
何も怖がる必要はないです。
転職しようか悩んでいるとき、「悩んだまま行動できない自分に嫌気がさす」ということ、ありますよね。
僕も初めて転職するときは、だいぶ長い期間、行動できないままウジウジしていました(笑)
でも、そんな自分を打破できる有効な手段があります。
それは、「とりあえず転職エージェントに登録をする」こと。
これだけで
1歩踏み出せた!!
と自分に勇気と自信を与えてくれます。
登録した瞬間、「自分の殻を打ち破った」って感じられました!
いま、あなたがこの記事を読んでいるということは、心のどこかで「転職したいかも」と感じているという証拠です。
心を軽くするために、1歩踏み出してみてください。応援してます。
放射線技師を辞めて他職種に変えるという選択
自分の苦手分野を考えると、放射線技師じゃない他の仕事の方がいいかも?
と感じることもあるかと思います。
もし、放射線技師じゃない仕事に就きたいと考えるなら、それも大賛成です。
放射線技師の国家資格を取ったからといって、ずっと放射線技師として働かないといけないワケではありません。
自分でも気づいていなかった天職が待っているかもしれません。
新たなチャレンジ、応援してます!
ただ、これまで放射線技師としての経験しかない人間が、まったく違う仕事に就くには苦労もそれなりにあります。
どうして分かるのかと言うと。
何を隠そう、僕自身が放射線技師を辞めて他職種を経験した人間だからです。
初めての病院でメンタルがやられてから、新天地を求め、完全に医療とは関係のない他分野・他職種に挑戦しました。
いまは結果的に放射線技師に戻りましたが、他職種も楽しかったですし、良い経験になりましたよ!
その辺りのエピソードについては、こちらの記事↓でお話しています。
>> 僕が放射線技師を辞めた3つの理由。【他職種も経験して思うこと】
こんな人生もあるのか!
と参考にしていただけると思うので、読んでみてくださいね♪
放射線技師に向いてない人は職場選びを慎重に【まとめ】
以上、放射線技師に向いてない人の特徴と、フォローするための方法についてでした。
上司に相談してもダメだった場合は、思い切って転職してみてはいかがでしょうか。
職場が変われば、ビックリするくらい業務の感じ方が変わりますよ。
「他職種への転職」・「放射線技師への転職」の両方を経験した僕だからアドバイスできることです。
まずは「1歩踏み出した感」を味わってみてください!心が軽くなります。
転職エージェントに登録するだけで、「自分の殻を打ち破った」という勇気と自信が得られます。
しかも、
へぇ!こんな求人もあるんだ!!
と、自分の知らなかった世界に出会うこともできますよ♪
あなたが幸せに過ごせる職場に出会えることを願っています。
それでは!
\放射線技師を辞めるなら/
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