なんで放射線技師になったんだろう、やめておけば良かった・・
と放射線技師になったことを後悔して落ち込んでいる方へ。
その気持ち、分かります。
かつて僕も「なんで放射線技師なんか選んだのだろう・・」と後悔していました。
後悔した結果、技師を辞めてまったく違う職種に転職した経験があります。
この記事では、放射線技師としての後悔を感じ、転職も経験した僕が
について解説します。
この記事を読めば、自分がどうして後悔しているのかを理解し、その後悔を払拭するために行動できるようになります。
プロフィール
検診施設で働く放射線技師。かつて総合病院に勤務するも職場環境が合わず、「5時ピタ定時」だけを目指すモチベ底辺のクソ技師として毎日を過ごす。その後メンタルを壊し、技師を辞めて医療に関係のない他職種へ転職。「自分が職場に何を求めるのか」を見つめ直し、検診施設で技師として復帰。今では月曜日がまったく憂鬱に感じないくらいポジティブに働く。
という方の誰もが前向きに自分の人生を歩めるように、実体験を交えたお役立ちコンテンツを発信中!
放射線技師になって後悔する理由
放射線技師として後悔する理由を先にまとめておくと
などが挙げられます。
(人それぞれ、感じている後悔の内容は違うと思いますが)
それぞれについて見ていきます↓
年収が低い
「放射線技師は年収が低い」と言われることがあります。
情報源によって年収の値が違っているので、一概には年収が低いとは言い切れません。
が、少なくとも
低い年収で働かされている・・
と感じている放射線技師は多いです。
年収が高い医師が身近にいるので、卑屈になりがち(笑)
収入面は仕事のモチベーションにも直結しますよね。
「年収が低い」と感じることは「放射線技師になってしまった後悔」につながりやすいです。
仕事がつまらない
放射線技師として後悔する人には「仕事がつまらない」と感じていることが多いです。
放射線技師の業務内容には、
などの特徴があります。
毎日「胸部レントゲン」ばっかり撮影していたりすると、
同じことばっかりで、つまらないなぁ。
と感じてしまうのも仕方ありませんね。
また、放射線技師は「医師の指示のもと」で業務を行います。
つまり「受け身」のスタンスで仕事をすることになります。
これも「放射線技師には裁量がない」と感じて、モチベーションが下がる原因となりますね。
季節による変化がないのも、業務が単調に感じて原因・・
このように、仕事がつまらないと感じるために、放射線技師になったことを後悔するパターンが多いです。
夜勤・当直・オンコールがある
放射線技師を含め、医療職には「夜勤」「当直」「オンコール」がある職場が多いです。
夜勤などは、生活リズムを崩す原因となり、健康に影響を及ぼします。
また、不規則な生活リズムによって自立神経が乱れ、メンタルが不安定になることで、より一層モチベーションが下がってしまうことも。
僕は総合病院時代、夜勤で体調を崩して苦労しました・・
生活リズムの乱れから、持病のアトピー性皮膚炎がかなり悪化し、仕事どころではなくなってしまったんです・・
こんな状態では、仕事に対する「モチベーションうんぬん」どころではありません。
「なんで夜勤がある仕事を選んでしまったのか・・」と毎日のように後悔。
なんとか全身の「痒み・ただれ」に耐えながら仕事をこなしていました。
人によっては、夜勤などで生活リズムが乱れても特に目立った悪影響が出ない場合もあります。
ですが、突然の呼び出しに対応させられる「オンコール」については、誰もがストレスに感じることでしょう。
呼び出しの電話が鳴らないか、ずっとビクビクしてる・・
オンコールの担当になった日には、自宅でもリラックスなんてできません。
(スマホが鳴らないか気になって、お風呂もゆっくり浸かれないし・・)
こういうストレスから、放射線技師になったことを後悔する人も多いです。
休みが取りにくい
放射線技師の労働条件では、休みが取りにくい職場が多いです。
人件費を削って、ギリギリの人数で業務をまわしている職場も多いので、有給は取りにくいです。
職場に所属している放射線技師の人数が少ない場合は、なおさら。
休みが取れなかったら、「何のために働いてるんだろう」と嫌気が差しますよね・・
さらに、「貴重な休みが勉強会でつぶれる」なんてこともザラにあります。
人間関係が悪い
放射線技師の職場は、人間関係が悪いという意見も多いです。
これは推測ですが、放射線技師は転職する人が少なく、職場の人の入れ替わりがないことが原因と思われます。
いったん悪くなってしまった人間関係を修復することは難しいです。
ギクシャクした関係も、人が入れ替わればとりあえず解決されるのに、放射線技師は入れ替わりがないからギクシャクしたまま・・
僕が勤めていた総合病院でもそうでした・・
退職する人がおらず、職場内には派閥ができて陰口の叩き合い。
派閥どうしの板挟みになって、気持ちが疲れました・・
こんな職場に嫌気が差して、モチベーションが下がってしまった技師さんも多いのではないでしょうか。
求人が少ない
放射線技師は医療職の中では求人が少ないほうです。
そのため、
どうせなら看護師にしておけば良かった・・
と、求人の数が多い看護師になっておくべきだったと後悔する人も。
たしかに、看護師のほうが求人数が圧倒的に多く、「選びたい放題」な印象はありますよね。
僕自身、総合病院を辞めようか悩んでいた時期に、
臨床検査技師の方が求人多いし、自分に合った職場を選べていたんじゃないか?
というモヤモヤした気持ちを抱えていました。
でも、転職を2回経験した今になって気づきました。
求人の数が少ないことだけを理由に、放射線技師になったことを後悔する必要はありません。
理由はあとで解説します!
(ちなみに、今では「放射線技師で良かったかも」とすら思ってます。)
開業ができない
放射線技師は医師のようにクリニックを開業することができないようです。
「開業医」ならぬ「開業技師」はムリってことか。
放射線技師の中には「検診」を専門に開業している人もいるようですが。
(この「開業」に関することは知識がないので詳しい解説はできません。やり方次第なのでしょうか)
とにかく、医師のように「独立してクリニックを開業する」というビジョンが描きにくいことは、モチベーションが下がる原因になりますね。
いつか開業するぞ!!
という未来を描いて仕事をしている放射線技師は、ほとんどいないでしょう。
放射線技師になった後悔を払拭する方法
放射線技師になったことを後悔したまま、ずっと働き続けるのは辛いですよね?
ここからは、放射線技師になった後悔を振り払うための方法を紹介していきます。
先に紹介しておくと、こんな感じ↓
それぞれについて、詳しく解説していきますね。
副業を始める
副業を始めることによって、放射線技師になった後悔を振り払うことができます。
特に、
ということに不満を感じている人には、副業を始めることをオススメします。
副業を始めるメリットは「収入が増えるから」だけではありません。
などが挙げられます。
日々のルーチンワークに飽き飽きしている人も、副業を始めることで
今日は帰ったら〇〇のタスクをこなして稼ぐぞ!
と、放射線技師の仕事だけでは感じていなかった充実感を味わえるようになります。
副業の選択肢としては
などが人気ですね。
実際、ぼくは「ブログ」を副業として運営しています。
ブログを始めたおかげで、
なども勉強するようになり、放射線技師の仕事だけでは触れることのなかった世界に飛び込むことになりました。
たくさん学びたいことがあって、毎日ワクワクしています!
いろんな副業にチャレンジして、自分に合ったものを探すと良いです。
(放射線技師の方で、YouTubeで発信している方もいらっしゃいます)
副業を始めて気持ちに余裕ができると、仕事でイヤなことがあっても気にならなくなります。
副業も頑張ってる自分、えらい!
と自己肯定感がUPするんですね。
放射線技師の仕事だけをしていて、仕事でうまく行かないことがあると、「自分のすべてを全否定された感覚」になってしまいます。
副業という「心の逃げ場」を作ることで、穏やかな気持ちで仕事に臨むことができるようになりますよ♪
転職して自分に合った職場を探す
放射線技師として転職し、職場を変えることで後悔を振り払うこともできます。
ということに不満を抱いている方には、「転職して職場を変える」ということがオススメです。
どうせ放射線技師はどこでも似たような待遇でしょ?
と思っている方、それ違います!
「休みが取りにくい」という不満は、規模が大きく放射線技師の人数が多い職場の方が解決されやすいです。
人数が多いほど、仕事を休んでいる人のカバーをしやすいですからね。
また、「夜勤・当直・オンコール」の有無・頻度については、求人情報に載っているはずです。
夜勤がない施設も意外と多いですよ!
僕は総合病院時代の夜勤で体調を崩し、技師を辞めました。
そこから他職種を経由して、また技師として復帰するときに
夜勤だけはコリゴリだ・・
と思ったので、いまの検診施設を選びました。
夜勤がないので肉体的にも精神的にも健康に過ごせています。
このように、僕は「転職」によってポジティブに放射線技師として働けるようになりました。
モチベーションが底辺だった総合病院時代のときには、想像できなかったくらい前向きです(笑)
放射線技師は求人が少ないから、それもイヤなんだ・・
という不満を抱えている方もいらっしゃいますよね。
でも僕としては「看護師だったとしても、看護師なりの就職・転職の苦労がある」と思っています。
看護師さんって、いつもたくさん求人が出ているので、つい「いいなぁ、選び放題で」と羨ましく感じます。
ですが逆に言えば、「看護師は長く続けにくい職場環境だから、次々と辞めて求人が出ている」とも考えられますよね?
かなりストレスが多い仕事なのでは?
放射線技師は、何かしら職場に不満を抱えつつも、辞める人が少ないから求人も出てこない。
つまり、放射線技師は就職・転職できれば、あとは安泰に過ごしやすい職種ということです。
夜勤などは肉体的に負担がかかる一方で、「手当」が出る施設も多いです。
「できるだけ収入を増やすたい」と考えている方は、逆に「夜勤・当直・オンコール」が多い施設を検討するのもアリです。
(ちゃんと手当が出るのか、事前に確認しておきましょうね!)
放射線技師ってぜんぜん楽しくないなぁ・・
と不満に思っている方は、ぜひ「転職」を検討してみてください!
◆ モヤモヤしたまま、人生を浪費したくないですよね?
他職種になって放射線技師を辞める
放射線技師の何もかもがイヤだ!!
と感じて、まったく前向きな気持ちになれない場合は、思い切って「放射線技師を辞める」という選択肢もアリです。
一度インプットされた「楽しくない」という感情は振り払うのが難しいです。
どうしても放射線技師の仕事を楽しめそうにない場合は、放射線技師を辞めて他の職種にうつることを検討してみてください。
気持ちをリセットすることで前向きに働けるようになります。
僕が総合病院を辞めたときは、マイナスの感情で頭がいっぱいでした。
「一生、技師なんてやるもんか!!」と、勢いで他職種(医療とまったく違う業界)に飛び込んだんです。
他職種を2年ほど頑張り、結果的にまた技師と復帰しましたが、他職種にチャレンジしたことは良い経験になったと思っています。
(仕事に対する価値観がかわり、視野が広がりました。)
いま思い返すと、自分の放射線技師がイヤという感情は
というのが理由でした。
当時の自分が、もし冷静になって自分の不満を分析できていれば、他職種を経由せずに検診施設に転職していたかもしれません。
結果論なので、何とでも言えますが。
放射線技師の国家資格を取ったからといって、ずっと放射線技師として働かないといけないワケではありません。
「他職種への転職」は選択肢がかなり広いため、自分の性格にピッタリな仕事に出会えるチャンスです♪
興味のある仕事が見つかったら、積極的にチャレンジしましょう!
ですが、
技師を辞めたいけど、他職種にチャレンジするのは不安だなぁ。
という方も多いと思います。
そんな不安をお持ちの方は、僕が実際に総合病院を辞めて他職種に移ったときのエピソードを読んでいただきたいです。
あなたの背中を押してあげます♪
◆ チャレンジしなければ人生は変えられない!恐れる必要はないですよ!
放射線技師になって後悔しても、前向きになれる【まとめ】
以上、放射線技師が後悔する理由と、その後悔を振り払う方法についてでした!
人によって、さまざまな理由で放射線技師になったことを後悔していると思います。
でも、後悔したまま今の職場で放射線技師を続けるなんて、貴重な人生の時間がもったいない・・
ですよね?
今回ご紹介した、
という方法から、自分が求めているものを選んで、行動してみてください。
アクションを起こさなければ、現状は変えられません!
たったひとつの行動が自分を前向きにしてくれるものですよ♪
あなたのモヤモヤした後悔が解消されることを願っています。
\放射線技師を辞めるなら/
\やっぱり放射線技師で頑張るなら/
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と気になる方は、コチラ↓で詳しく解説していますので、ご覧くださいね。
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