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放射線技師はやめとけ?それ間違い。興味があるならオススメです♪

放射線技師-やめとけ-オススメ_アイキャッチ 仕事・転職

放射線技師に興味あるけど、「やめとけ」っていう意見が多い・・どうしよう。

とお悩みの方へ。

ズバリ、興味があるなら放射線技師になった方がいいです!

この記事では、

  • 「放射線技師はやめとけ」と言われる理由
  • 「放射線技師はやめとけ」の意見を気にしなくていい!
  • 興味があるなら放射線技師になった方がいいよ!

という内容をお伝えしていきます。

この記事を読めば、「せっかく興味があるから、放射線技師を目指してみようかな!!」と前向きになれますよ!

プロフィール

プロフィール画像
診療放射線技師
やすり
  • 総合病院(7年勤務)
  • 他職種(2年勤務)
  • 検診施設(現在)

検診施設で働く放射線技師。かつて総合病院に勤務するも職場環境が合わず、「5時ピタ定時」だけを目指すモチベ底辺のクソ技師として毎日を過ごす。その後メンタルを壊し、技師を辞めて医療に関係のない他職種へ転職。「自分が職場に何を求めるのか」を見つめ直し、検診施設で技師として復帰。今では月曜日がまったく憂鬱に感じないくらいポジティブに働く。

  • 「放射線技師を辞めたい」
  • 「放射線技師を目指したいけど不安」

という方の誰もが前向きに自分の人生を歩めるように、実体験を交えたお役立ちコンテンツを発信中!

「放射線技師はやめとけ」と言われる理由

放射線技師 やめとけ オススメ

まずは、どうして「放射線技師はやめとけ」という意見が多いのか、まとめてみます。

求人が少ない

放射線技師の求人は少ないとよく言われます。実際、医療職の中では少ない方かもしれません。

放射線技師の仕事は、高価な医療機器があってこそ成り立つ仕事です。

ですので、医療機器の数が少ない病院では、必然的に放射線技師のスタッフの数も少なくなります。

また、大きな病院があっても、放射線技師をやめる人が少ないために、求人が出てくることは稀。

求人があったとしても、多くの人が応募して殺到してしまい、競争率が高いです。

僕はいつも、自分が住んでいる自治体の広報をチラチラ見ているのですが、市民病院の求人欄を見ても、看護師・臨床検査技師の求人は出ているのに、放射線技師の求人が一向に出てこない・・

一度だけ放射線技師の求人が出ているのを見かけましたが、「正職員」ではなく「アルバイト」。

また、僕は放射線技師として転職も経験しているのですが、転職時にエージェントから紹介してもらった求人の数も、あまり多いとは言えませんでした。

ですので、放射線技師の求人が少ないというのは、否定できない事実だと思います。

仕事が激務

放射線技師の仕事は激務だから、「やめとけ」という意見もあります。

たしかに、医療職である放射線技師の仕事は結構忙しく、バタバタとした1日を過ごします。

医療職の全般に言えることですが、病院も経営が厳しいところが多く、医療スタッフの配置数はいつもギリギリ

できるだけ少ない人数で、でも医療事故が起こらないようおに仕事をこなさなくてはなりません。

ただ単に忙しいだけでなく、それなりにストレスも大きいです。

仕事が激務だという意見も、否定はしません。

やりがいを感じにくい

「放射線技師の仕事はやりがいを感じにくい」という意見も、たまに聞きます。

人によって、つまらなく感じる業務内容は様々だと思いますが、一般的には

  • 毎日単調なルーチン作業で変化がない
  • 医者の言いなりで患者から感謝してもらえない

などのネガティブな意見が多いようです。

たしかに、医療の内容は季節で変わるようなものではないので、仕事内容は繰り返しになりがち。

医者の言いなりかどうかは置いといて、放射線技師は「医師の指示のもと」で放射線を人体に当てる制約があるため、ある程度は受け身の立場になってしまうのも仕方がないです。

病院内での立場が弱い

放射線技師は病院内での立場が弱いと言われることもあります。

医療スタッフのヒエラルキーで言えば

  • 医師
  • 看護師
  • 薬剤師・臨床検査技師・放射線技師

と言ったところでしょうか。(他の職種の方、すいません。僕の独断と偏見でのヒエラルキーです)

最近では「チーム医療」というキーワードが重要になっており、病院スタッフ全体で一丸となって医療に取り組む流れになっています。

ですが、チームといえど、医師の立場が強いのが当たり前のこと。医師が診療・治療の方針を決める司令塔なので、放射線技師の方が立場が下になってしまうのも、これまた仕方のないこと。

周囲が誤解しているから

放射線技師という職種に対して

  • 被ばくするから子どもができないんじゃない?
  • 被ばくのせいで早死にするんじゃない?

みたいな偏見で、周囲の人たちから「放射線技師はやめとけ」と言われることもあります。

周囲の人たちは放射線について知らない素人なので仕方ないです。

しかも日本は「被ばく国」ですし、福島の原発事故も相まって、放射線に対して恐怖心を抱いてしまい、敏感になっています。

こういう人たちが大半なので、どうしても「やめとけ」という意見が出しゃばってしまいます。

ここまで、いろいろと放射線技師という仕事に対するネガティブな情報ばかり並べてきました。

が。

ここから、僕なりの考えで論破していきますね。

「放射線技師はやめとけ」は気にしないでOK

放射線技師 やめとけ オススメ

僕の意見としては、「放射線技師はやめとけ」という意見は無視してOKです。その理由をここから説明していきます。

就職できれば長く働ける

先ほど、「放射線技師の求人が少ないのは事実」だと述べました。これは確かにマイナスポイントです。

そりゃ、求人が多い方が就職・転職がしやすいですからね。

放射線技師を辞めたい人は少ない

ただここで、どうして求人が少ないのかを考えると、「放射線技師を辞める人が少ないから」という理由もあります。

これはどういうことかというと、「いったん放射線技師として働きはじめたら、辞める必要がない」ということ。

さらに言い直すと「辞めたいと感じる人が少ない」ということ。

なんやかんや、放射線技師の仕事に対して不満を持っている人は多いです。

でも、世の中で不満のない仕事い出会う方がレアですし、実際、不満を感じながらも辞めてないんです。

「放射線技師はやめとけ」とか言いながらも、自分は辞めてない。つまり、辞めるほど悪い仕事じゃないってこと。

ですので、求人は少ないものの、いったん放射線技師として就職できれば、辞めずに長く働けるということです。

これだけでも、人生はある程度「安泰」なのではないでしょうか。

就職・転職が大変なのは他の仕事でも同じ

放射線技師として働くには、求人が少ないために、ある程度「競争率の高い就活」を勝ち抜かないといけません。

でも、それは放射線技師に限った話ではありませんよね。

大企業・中小企業に関わらず、どんな仕事にせよ、正職員として就職するのは簡単ではありません。

他の人よりアピールできるポイントを磨いたり、しっかり面接対策をしたり。

放射線技師の就職が大変だというイメージは、看護師と比較するから感じてしまうのです。

さすがに看護師さんの場合は人手不足が慢性化しているようで、いろんな病院で求人が出ています。

ここだけ見ると、

看護師の方が就職しやすそうでいいなぁ。

と思いがち。

ですが、さっきの話を思い出してください。

求人が多いということは、辞める人が多いってこと。

それだけストレスが多くて、自分にあった職場に出会うのが大変ってことじゃないでしょうか。

(女性が多くて、結婚・出産で退職するという理由もありますが)

つまり、「就職できたから安泰」とは言えないのです。

「長く働きやすいかどうか」というポイントまで目を向ければ、放射線技師の就職事情も、そこまで悪くないのでは?

あなたは真面目だから就職できる

放射線技師の求人は、それなりに「狭き門」かもしれません。

ですが、

「放射線技師はやめとけ」という意見を気にしているということは、本気で放射線技師になるかどうか悩んでいるということ。

そんな真面目な あなた ならきっと大丈夫です。

そういう真面目な人は、目指すと決めたら勉強だってちゃんとできるし、競争力も必然的に高くなります。

  • 国家資格だからなんとなく
  • 親に言われたから

みたいな、本人の興味が向いてないのに放射線技師を目指すひとも多いです。

真面目な あなた なら、そんな適当な理由で就活している人に負けるはずありません。

強気でいきましょう!

仕事が大変なのは、当たり前じゃない?

「放射線技師の仕事は大変」という意見は同意しますが、逆に大変じゃない仕事ってあるんでしょうか?

(ブラックな環境は、ここでは置いておきます)

ある程度、仕事が大変なのは当たり前のことだと思います。むしろ、大変なことをこなしているからこそ、見返りとして給料が発生しているのです。

(ブラック企業は、ちゃんと従業員に見返りを渡してください)

医療職じゃなくても、忙しくて大変な仕事がほとんどです。

僕の父親は医療職ではなく、企業に勤めるサラリーマンですが、残業も多いし、トラブルも多いようで大変そうです。

企業で働いている友達や、会社を経営している知り合いをみていてもそうです。みんな忙しくて大変そう。

(もちろん、職場によっては”のほほん”としている環境もあるかと思いますが)

僕が勤めていた総合病院では、むしろ放射線技師の方が、看護師さんよりも落ち着いて仕事できていました。

看護師さんの方が、

こんな少ない人員配置で仕事させられてるの??

って感じるくらい、人手不足でバタバタして大変そうでした。

放射線技師も忙しいですが、他の医療職と比較すると「中間程度の忙しさ」だと思っています。(あくまで、僕の感じ方ですが)

なので、激務だからという理由を気にして、放射線技師になるかどうか悩むのはオススメしないです。

やりがいは考え方次第

やりがいを感じにくいという意見も、理解できなくなないです。

  • 仕事内容に変化がない
  • 画像は医療のサポート役

だということだけ考えると、つまらないと感じがちかも?

でも、「やりがいを感じられるかどうかは考え方次第」です。

画像検査も責任重大

画像を撮ってばっかりでつまらないなぁ。

と感じる人もいるかもしれません。

が。

よく考えてみてください。

どうして放射線技師が画像検査をしているかというと、

その画像がなければ診療できないから

です。

つまり、医療のサポート役ではありますが、医療のとても重要な部分を担っているのです。

適当な画像を撮ってしまい、病気を見落としたりすれば、その患者さんは早期発見ができずに治療が手遅れになるかもしれません。

「つまらないなぁ」と適当に検査している場合じゃない・・

画像検査には、その患者さんの未来がかかっています。

ちゃんと責任感をもって仕事をしていれば、自ずとやりがいも感じられるようになるものです。

「給料」と「責任の重さ」の天秤

放射線技師のやりがいを感じにくい意見の中には「給料が低い」というものがあります。

実際、医療職のなかでは、放射線技師の給料は高いとは言えません。

医師・薬剤師の方が給料が高いです。たぶん看護師も。

でも、これだけの部分に焦点を当てて、「放射線技師はやってられない」と感じるのは“早とちり”だと思います。

その理由は

「責任の重さ」が「給料」に反映されている

から。

ここから話す内容は、決して放射線技師の仕事を軽んじて言うわけではないので、理解した上で聞いてくださいね。

医師や薬剤師の方が、一般的に放射線技師より給料が高いですが、その分だけ医療における責任も重いです。

  • 医師による手術ミス・病気の見落とし
  • 薬剤師による処方・調剤ミス

このようなミスは、患者さんの死亡につながります。

医師薬剤師にとっては、いつもの仕事が「ミスによる患者の死亡リスク」と隣り合わせ。

それだけプレッシャーもかかりますので、給与が高くなるのは必然かと思います。

放射線技師の場合は、画像検査において仮に撮影ミスをしたとしても、患者さんの死亡に直結することは稀です。(再撮影による被ばくはあるものの)

(あと、核医学検査や放射線治療なども、放射線技師が関わるなかでは、患者さんにとってのリスクは大きい方ではあります。)

放射線技師の業務を全体的にまとめると、医療ミスによる訴訟リスクは低いです。

その分だけ、放射線技師の給料は無難な程度になっているのかも。

「給料が低いから放射線技師は嫌だ」と感じる人がいるのは分かります。

でも、視野を広げて、仕事をする上でのプレッシャー・訴訟リスクなども考慮すれば、バランスの取れた仕事なのではないでしょうか。

(何度も言いますが、放射線技師の仕事を軽んじているワケではないので、ご理解ください。)

このような「仕事上のプレッシャー」と「給料」を天秤にかければ、収入面でのやりがいも感じやすくなると思いますよ。

スキルアップしていけば立場は弱くならない

「医師の言いなりだからつまらない」みたいな意見も、放射線技師の不満として多いです。

放射線技師は“コメディカル”の立場なので、仕方がない部分もあります。

ですが、

「立場が弱い」というのは本当でしょうか?

僕の意見としては、「立場が弱いのは”放射線技師だから”ではない」と思っています。

ちゃんと放射線技師としての仕事を的確にこなし、医師や他スタッフが求める動きができれば、決して立場が弱くなることはありません。

むしろ、頼りにしてもらえるようになります。

実際、いま僕が働いている検診施設では、放射線技師が積極的に画像の読影補助をしています。(主に胃透視検査での話)

先輩技師さんの知識・技術は確かなものなので、先輩技師さんの意見が採用されることも多い。

むしろ、医師が先輩技師さんに助けを求めている場面さえ見受けられます。

(ちなみに僕はいま、そういう先輩みたいになれるように修行中・・)

そんな姿を見ていると、放射線技師だから立場が弱いなんてことは間違いです。

さっきは僕の先輩技師さんの例を出しました。

ですが、他にも例はあります。

とある勉強会で登壇していた、他施設の年齢的には中堅クラスの技師さん(MRIが専門の方)。

この方も知識が豊富で自信もたっぷりといった感じ。

講演の中でも、「医師と対等に相談してMRIの撮影内容や診療方針を決めた」というエピソードがありました。

このように、放射線技師として自信をもって働けるように努力していれば、決して立場が弱くなることはありません。

これは過去の自分に向けての言葉になりますが、「医師の言いなり」になってしまうのは、放射線技師としての自己研鑽が足りてないから。

頑張ってスキルアップしないと立場が弱くなるのは当たりまえ。

放射線技師に限らず、どんな仕事に就いても同じことですね・・

逆に、スキルアップしていけば、自分にも自信がつきますし、仕事も楽しくなっていきます。

きっと「病院内での立場」なんか気にならなくなります!

誤解している周囲を納得させればいい

「放射線技師は被ばくがあるけど、大丈夫なの?」と周囲の人から心配されることがあると思います。

ただ単に心配してくれているだけなら良いのですが、何も知らないのに「やめとけ」と言ってくる人がいると困りますよね。

せっかく目指してみようと思ったのに、そんなこと言わないで・・

健康被害が出るほど被ばくしない

まだ放射線について勉強していない学生さんなら、周囲からの根拠のない意見に振り回されて心配になってしまうかもしれませんね。

でも大丈夫です。

放射線技師が被ばくする量はかなり少ないです。

放射線技師は放射線を扱う仕事ですが、基本的には「操作室」という場所で機械を操作し、放射線を出します。

被ばくするのは、患者さんに放射線を当てる「検査室」にいる場合だけです。

ほとんどの場合は、検査室で患者さんのポジショニング(写真を撮るための準備とか、姿勢を整えること)をして、そのあと「操作室」に移動して放射線を出します。

このパターンだと、放射線技師の被ばく量はゼロです。

被ばくするパターンもあるんでしょ?

もちろん、被ばくするパターンもあります。

たとえば

  • 患者さんの体を支えながら撮影するとき
  • 透視検査で患者さんの近くにいるとき
  • 核医学検査で患者さんの近くにいるとき

他にもいろいろありますが。

でも、どのパターンでも放射線技師が被ばくする量は微々たるものです。

防護服もつけますし。

しかも、

被ばくの量を管理する体制も整っています。

「線量計」という、体に当たった放射線の量を測れるバッジみたいなものをつけた状態で仕事をします。

これは法律で決まっているので、どこの施設に行っても絶対です。

僕も「線量計」をつけながら仕事をしています。

そして毎月、その線量計が回収されて、浴びた放射線の量を確認します。

正直、ぜんっぜん被ばくしてないんですよ(笑)

微々たる量です。健康に影響が出ることなんてありません。

「被ばくがある」というのは事実ですが、大事なのは「被ばく線量」です。

知らない人も多いですが、旅行や出張などで飛行機に乗っている人の方が、よっぽど「被ばく線量」は多いはずです。

このことについては、倫生会 みどり病院「飛行機移動の放射線被ばくはどれぐらい?」という記事が参考になりますよ。

海外に旅行に行くときに、「被ばくするけど大丈夫?」なんて言ってくる人は皆無です。

周囲の声がうるさい場合は、こういう日常の被ばく量と比較した情報を出せば、すぐに安全だと納得してもらえるはず。

医師の方が被ばく線量が多いことも

あと、知らない人が多いと思いますが、医師の方が放射線技師よりも被ばくする場合もあります。

特に「放射線を使った透視検査」をする場合、

  • 医師が検査室内の患者さんの側で手技を進める
  • 放射線技師は操作室で放射線の透視を出す

というパターンがめっちゃあります。

このパターンだと、放射線技師の被ばくはゼロですが、医師はそれなりに被ばくがあります。

(透視検査って、時間がかかるものが多いので、その分だけ被ばくも増えやすい・・)

こういう現実もあるのに、もしあなたが「医師を目指す」と言った場合、周囲の人から「被ばくするからやめとけ」なんて言われませんよね。

結局は、周囲の人は何も知らないのに、印象だけで勝手にいろいろ言ってくるだけなんです。

気にする必要はないです!

せっかく「放射線技師」という仕事に興味を持っているのなら、、

周囲の声なんて気にせず(というか、周囲の人に安全だと説明して理解してもらって)、ぜひ放射線技師を目指してほしいです。

「やめとけ」と言われる放射線技師を目指す方へ

放射線技師 やめとけ オススメ

興味があるならなるべき

先ほどもお伝えしましたが、せっかく「放射線技師」という仕事に興味を持っているなら目指すべきです。

正直なところ、放射線技師は「医療&放射線」という組み合わせで、少しマニアックな分野になります。

放射線に関する勉強も難しくて大変です。

でも、興味を持っている人なら勉強も頑張れると思います。

放射線技師を目指す人の中には

  • 国家資格だから安定してそう
  • 医者はムリだけど、技師ならなれそう

くらいのモチベーションで目指す人も多いです。

そんな中、放射線技師の仕事内容そのものに興味を持っている場合は、放射線技師になった後の “伸び” も違うはずです。

仕事の内容に興味を持てたら、モチベーションも上がりますし、スキルアップしやすいです。

仕事が楽しくなるという良い循環に入りやすい!

興味があるなら、目指してほしいです!

僕の意見はこんな感じで、「放射線技師はやめとけ」というネットの情報には反論の立場です。

放射線技師という職種自体を否定して「やめとけ」と言うつもりは全くありません。

ただ、自分の性格や技能が放射線技師に向いていない場合は、「やめといた方がいいかも?」と感じることはあります。

僕が実際に医療現場で放射線技師として働いてみて感じた、「こういう人は放射線技師に向かないかも」っていう内容をまとめた記事があります。

放射線技師の仕事をイメージするのに、少しはお役に立てると思うので、ぜひ読んでみてください。

>> 「やめとけ」放射線技師に向かない人のパターン3選【転職もアリ】

国家試験の勉強は本気でした方がいい

放射線技師を目指すと決めた場合に、絶対に避けて通れないのが「国家試験」・・

出題範囲も広く、国家試験対策の勉強はそれなりに大変です。

絶対に早くから取り組んだほうがいいです!

しかも、この国家試験の勉強が大切な理由は

現場で働くために必要な知識を問われている

ということ。

今まで高校のテストにあった「古典」「歴史」「英語」などと違って、国家試験は放射線技師として働くために本当に必要な知識だから出題されている問題ばかりです。

ギリギリでいいから合格できればいいや。

というモチベーションよりも、

ちゃんと理解しないと、現場に出たときに困っちゃう・・

くらいの危機感で臨んでほしいです。

どうしてこういう話をするかと言うと、僕自身が国家試験対策がテキトーすぎて、現場に出てからめっちゃ困ったからです(笑)

大学に入ってから遊んでばかりで、ろくに勉強もせず・・

気づけば何の対策もしないまま、国家試験の半年前になっていました・・

模試の点数も70点台(200点満点)でボロボロ。(合格ラインは140点)

そこから、かなり付け焼刃の勉強でなんとか合格しました。

が、そんな詰め込み式で根本の理解をしていない勉強では、現場に出てから困りまくり・・

働き始めてから、何度も学生時代の自分を恨みました(笑)

ちなみに、当時の詰め込み式の国家試験対策については、こちらの記事↓で紹介しています。

もし国家試験対策で焦っている人がいたら、読んでみてください。

>> 【放射線技師_国家試験】6か月で70点台から合格した勉強法と書籍を紹介!

就職先は自己分析をしてから選んで!

放射線技師として働く場合、就活をする必要がありますが、就職先を考える前に自己分析をしておきましょう!

放射線技師の就職先としては

  • 病院
  • クリニック
  • 検診施設
  • 企業(アプリケーションスペシャリスト)
  • 保健所(監査)

などがあります。

(僕は病院と検診施設を経験しています)

また、「病院」といっても、総合病院だったり、放射線治療に特化した病院だったり、内容はいろいろです。

同じ「放射線技師」として医療現場に出たとしても、就職先によって業務内容はさまざま

ストレスに感じる部分も、施設によって変動が大きいです。

初めて就職先を選ぶとき、あまり深く考えないで総合病院を目指す人もいるかと思います。

ですが、就職先を選ぶ前に、しっかりと自己分析をしておくことをオススメします!

僕は自己分析せずに働いた結果、2回も転職することになりました・・

(転職するのも疲れるので、できれば1回でベストな職場にいきたいですよね)

この記事を読んでいる方は、「放射線技師になるかどうか」を悩んでいる人が多いと思うので、就職先を選ぶ段階ではないかもしれません。

ですが、自己分析をすることで

  • 放射線技師が自分に合っているのか
  • 違う職種の方が向いているのか

について、しっかり考えることができます。

「放射線技師はやめとけ」は間違い【まとめ】

放射線技師 やめとけ オススメ

以上、「放射線技師はやめとけ」は間違い。興味があるならオススメします!という内容でした。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事でお伝えしたいことは、要約してしまえば

何事も “考え方” 次第でポジティブにもネガティブにもなる

ということ。

「やめとけ」という意見は、放射線技師の仕事をネガティブにとらえたものです。

ですが、どんな仕事もネガティブなフィルターを通せばオススメできない仕事になります。

せっかく興味が持てた「放射線技師」という職種。ポジティブな目線で、前向きに目指してもらえたら嬉しいです!

僕の意見が、少しでも悩める方のお役に立てれば幸いです。

それでは!

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